ミライノ記録

楽しく学べるアプリの紹介、モバイルアプリ開発記録等

「ぐりぐり都道府県」のiOS版をリリースしました

【ついにiOS版をリリース】

先日、iOS版の「ぐりぐり都道府県」をリリースしました。実は2月の頭くらいまではリリースは自分には難しいかなと思い諦めていました。しかし仕事の関係で時間ができた事と、「地域経済分析システム(RESAS :リーサス)」のアプリコンテストで1次選考を突破し、最終選考に選ばれたことがモチベになりまして、久しぶりにiOS版のリリースすることを決めました。

 

4〜5年前に勤務先のゲームをリリースした事はあるのですがその後まったくリリースしていませんでした。ただアップルのツールであるXcodeやらプロビジョニング(証明書)やらアップルの審査やら、面倒だったなという記憶だけは残ってました。

とはいえやらないと進まないので、まずは開発ツールであるUnityの設定をiOS版に変更してみました。しかしエラーがほとんどなく、あれこれ行けるんじゃない?という楽観的な気持ちになれました。ええ、そこまでは・・・。その後アップルへの開発者免許ともいうべきメンバーシップの登録をし、XcodeiPhoneに転送するのですが、昔から開発用としてすでに端末登録してあるiPhone6にはアプリを転送できて動作の確認までできました、やったね!  と思って、iPhoneSEとiPadPro(ウチではこれらが最新端末)に転送してみたのですが、アプリが起動しないのです。すぐ落ちてしまう状況です・・・。

 

 

 

Xcodeから転送してもすぐ落ちる現象】

ここで私の長年の勘が働きましたね、「きっとプロビジョニング(証明書)関係だな」と。最近書かれたiOSでリリースするというサイトをみて調整、プロビジョニングファイルそのものを削除して作り直す、ビルドを試す。3日やってもかわらずTwitterで相談できる開発メンバーにもきいてみたのですが、とくにわからずでした。ネットで調べても「xcode アプリ すぐ落ちる」ではこれだというものが無く途方に暮れておりました。

3日目あたりですかね、「Unity2018にアプデしたらXcodeでcode signingでエラー」という記事をかかれた方がいて、内容は私のとは合っていませんでしたが、もしかして開発ツールであるUnityのバージョンかなと思い、Unity2018.1 から Unity2018.3 に変更してビルドしてみたところ、なんでもなく動作するではないですか! このとき妻を驚かすくらい「うごいたぁああー!」って叫びました。どうやらUnityのバージョンのせいだったようです。勘・・・。

 

 

 

Xcodeのシミュレータ】

ようやくiOS版の調整ができると思ったらシミュレータが起動しないというか、選べないんですよね。なんで選べないのか悩みましたところ、Twitterで教えてもらえました「Unityはビルドの前に実機用かシミュレータ用かを選ばなくてはならない」と。つまり実機でもシミュレータでも使えるようなビルドはできないという事ですね、シミュレータ設定にしてビルドしたところ、Xcodeにてシミュレータで動作できました。良かった。いや良くないんです。iPhoneXとかXRとかで見ますと、上下がバナー広告とずれていたのです。当初はバナーのせいかとおもいましたけども、iPhone側のSafeAreaとやらで調整する必要があるそうなのです。自動ではないんだ??? ここは「iPhoneXのSafeArea対応」という記事を参考に調整してなんとか上下対応もできました。

 

 

 

【アプリをストアに登録】

実機転送もシミュレータでのテストもでき、バナーを調整し、ようやくアプリの新規登録作業ができまして、その勢いで審査に出しました。久しぶりの緊張。ここでリジェクト(そのアプリ却下)というメールがくると心に傷を負います。しかしながら問題なく審査が通りましてリリースできました! いやいやまだ告知は早いのです。

Twitterで相談できる開発メンバーに見てもらったところ、なんとファイルサイズが550MBほどあったのです。すぐにサイズの縮小と、調整作業を開始しました。サイズダウンの1つにiOS10以下を切るという手法を教えてもらいました。32ビット版のOSのiPhoneでは動作しないようになるということかと思います。それと背景の絵でキレイすぎるファイルを半分のサイズにして拡大表示したりといろいろ対応しましたところ、230MBほどになりました、作っているのはユニバーサル版(1ファイルでiPhoneiPadも動作する)なのですが、iPadで見ると230MBですがiPhoneでみると120MBほどまで小さくなっておりました。よかったよかった。

これらをアップデート版として審査にだしたところ、12時間ほどでOKとなりリリースできました。最終確認をしてから告知させていただきました。

 

 

 

iOS版をリリースして】

リリース後1日目のダウンロード数は54でパッとしませんね。はぁ・・。と思っておりましたら、2日目は110、3日目は521、4日目は809、と増えているではないですか! 当然、広告収入も17円、50円、300円、850円・・と増えていきました、嬉しい!

2月10日までのダウンロード数は、Android130くらい,iOS2300くらいなのですがまさかここまで差があるとは思いませんでした、というかAndroidどうした??  どうやらアプリのカテゴリが「教育」のせいかもしれないという情報をいただきました。そうかもしれません。

 

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ぐりぐり都道府県、iOS版ダウンロード数

 

 

【まとめ】

当初Android版だけリリースでいいと思っていたのですが、iOS版もリリースできて本当によかったと思いました、気づかない苦労はありましたが、次回からかなり楽にできそうです。(審査が取る必要はありますが)

そして、教育カテゴリの無料ランキングで41位になりました。いやーまさかランキングの話ができるまでダウンロードしてもらえるとは思いませんでした、よかった。

 

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ランキング

 

そして今週末は 、「地域経済分析システム(RESAS :リーサス)」のアプリコンテストの最終審査会に参加し、アプリのプレゼンをします。「ぐりぐり都道府県」と「ミライノ制作所」という名前だけでも覚えてほしいと思っております。(今までこんな楽しみなプレゼンはないです)